ヘビの頭を切り落としたシェフが20分後に咬まれて死亡。危険な毒蛇

ヘビの頭を切り落としたシェフが20分後に咬まれて死亡。危険な毒蛇 出来事

世界では毎年540万人が蛇に咬まれ、そのうち最大で270万人もの人が毒蛇の被害にあっています。

また蛇に咬まれて死亡する人は年間8万1000人から13万人にもなるという。1日本WHO

2014年に起こったこの事件は蛇の非常に強い生命力と執念深さを物語っている。

中国広東省仏山市のPeng Fan氏は、彼の経営する料理店の厨房で料理をしていた。

この時料理していたのは毒蛇のコブラ。その肉を使ってお客さんのためにスープを作っていた。

中国南部では希少な珍味として扱われていた。

国によっては、蛇の肉を食べると神秘的な健康効果があると信じられており、そのために絶滅寸前まで狩猟されている種もあるという。

調理のためコブラの頭を切り落とした彼は、何事もなくスープを作り終え、キッチンの片付けを始めた。

そして切り落としたコブラの頭部をゴミ箱に捨てようとしたところ、頭だけになったコブラに突然噛まれてしまったである。

厨房から悲鳴が聞こえ、店は騒然とした。

急いで医者を呼んだが、残念ながら医師が到着した時には彼はすでに亡くなっていた。

このコブラの毒は非常に厄介で、神経毒を含んでおり、被害者を麻痺させ、30分以内に窒息死させる。血清はあるものの、すぐに飲まなければならない。

専門家によると、ヘビなどの爬虫類は殺されてから1時間ほどは反射的に動くという。

つまり、このコブラは頭を切り落とした時点で、体の基本的な機能が停止しているため、事実上死んでいるのですが、まだ反射的な動作が残っており、コブラは体を失った後でも、噛んで毒を注入できたのだ。

これはコブラだけではなく爬虫類全般は非常に強い生命力を持っている。

コブラの毒

ドクハキコブラ

ドクハキコブラ©Tinmoi

毒蛇と聞けば一番最初に思い浮かぶのがコブラではないだろうか。この中国で起こった事件ではドクハキコブラに咬まれている。

コブラの毒は主に神経毒で、高い即効性を持っている。獲物となる動物の神経の放電を塞ぐ(人間の筋肉は電気信号で動いている)ことで、麻痺やしびれ、呼吸や心臓の停止をもたらし、死に至らしめる。コブラの中にはタイパンのように出血毒2出血毒とはプロテアーゼの作用によってフィブリンを分解することで血液凝固を阻害し、血管系の細胞を破壊することで出血を起こさせる毒物である。を持つものや、ドクハキコブラのように細胞毒3哺乳類の細胞に対して致死的な作用を引きおこす高分子の毒性物質で、病原微生物とくに病原細菌が産生するタンパク質性毒素にこれが多い。種々の組織細胞や血球のような遊離細胞の細胞質膜に作用してそれを破壊する毒素である。を持つものもいる。いずれの毒も致死性が高い。ちなみにドクハキコブラの主には神経毒で、細胞毒も含まれる。血清を打たなければまず助からない。

コブラを平気で扱える人もいるが・・・

飼育員さんのコブラの扱い方w

日本の毒蛇

ここでは危険回避のため日本に生息する代表的な毒蛇をご紹介しよう。

ニホンマムシ

ニホンマムシ

マムシは日本のほとんどの地域に生息している毒蛇である。全長45~60cm。北海道では大型で、60cmを超える個体が多い。伊豆大島には体が赤い赤まむしが多いと言われる。毒性はハブよりも強いと言われるが、体が小さいため毒量は少ない。咬まれたら傷跡に激痛がはしり、出血が止まらなくなる。患部は腫れ上がり紫色に変色、さらに、血圧降下や頭痛、リンパ節の腫脹、視力・意識障害が現れ、数日後には尿が出なくなったり、尿や便に血が混じることもある。

ヤマカガシ

ヤマカガシ

©wikipedia

ヤマカガシは日本の南西諸島、小笠原諸島および北海道以外に生息している毒蛇。全長60 – 120cm。地域のよって赤色と黒色の斑紋や青色系など柄が異なることが多い。毒性は強い血液凝固作用を持っており、血管内で小さな血栓形成を引き起こす。

ハブ

ハブ
日本固有種で、南西諸島のうち22島に生息する。全長100~220cm。確認された最大のもので全長241cm。毒性はニホンマムシよりも弱いが、毒牙が1.5cm、また体長が大きいので毒量は多い。咬まれると患部の腫れや疼痛があり、直接的あるいは局部の腫張に伴う循環機能の圧迫により間接的に患部の壊死・機能障害を引き起こすこともある。

ヒャン

毒蛇 ヒャン

旅行するなら奄美よね©あまみ便り

日本ではなじみの薄いコブラだが、実はコブラの仲間は日本にも生息している。「ヒャン」と呼ばれる。別名「リュウキュウベニヘビ」とも呼ばれ、奄美諸島に生息している。亜種としてはクメジマハイやハイなどもおり、こちらは主に沖縄諸島に生息している。コブラ科に属する毒蛇で毒は神経毒。毒性はハブの5倍の猛毒である。

咬まれた時の応急処置

1.噛まれたら傷口から心臓に近いところ(5~6cm)をタオルなどで縛ります。ただし、血流を確保する
ために10分おきに1分程度タオルを弛るめる必要があります。
2.傷口から口で直接強く毒や血液を吸い出すことを何回も繰り返します。水があれば傷口からしぼりだし
ながら洗います。お茶などのタンニン酸を含むものを使用するとヘビの毒を中和分解する効果があります。
3.塩水で熱いシップをすることは良いですが、氷などで傷口を冷やしてはいけません。
4.噛まれた人は安静を保ち、血液中の毒素濃度を下げたり、利尿促進を計るため水分を取ることを心がけ
ましょう。直ぐに救急車の応援を求め、近くの病院で医師の診療を受けましょう
引用元4PL病院

コブラの仲間とされるウミヘビの毒には専用の血清がないらしい。ではどうやってウミヘビや同じ仲間のヒャンの治療するのか疑問だったのだが、どうやら他のヘビと同様にタンニン酸が有効らしい。5参考文献

まとめ

今回はコブラから始まり日本のヘビまでご紹介しました。蛇を見てウキウキしながら近づいたり触ったりする人が日本にどれくらいいるのだろうと思いつつ、危ないから近づかないようにしましょう。

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