UVライトを当てると光る!ホリネズミの生体蛍光を発見

生物学

地底生物の秘密の光を発見した研究者

動物を観察すると、多くのことがわかります。

しかし、中には、暗闇の中で…つまり、UVライトを使わなければわからない秘密もあります。

それは、砂地の地下に住む小さなげっ歯類、ホリネズミの場合です。ジョージア大学の研究者たちが発表した新しい論文によると、気が強く、孤独で、丸い頬を持つこの動物は、紫外線の下でのみ明らかになる特別な能力を持っていることがわかりました。

紫外線を浴びると、色のついた光を放つ生物蛍光体なのです。

©University of Georgia

ホリネズミの生体蛍光が記録されたのは今回が初めてで、The American Midland Naturalist誌に掲載されました。

UGA Warnell School of Forestry and Natural Resourcesの博士課程を卒業したばかりで、この研究の筆頭著者であるJ.T. Pynne氏は、数年前にムササビやオポッサムでこの現象を記録した同様の研究を読んで、この可能性に光を当ててみようと思ったと言います。

現在、ジョージア州野生生物連合の私有地野生生物学者であるPynne氏は、「私も含めて多くの人が他の動物に興味を持ちました。飼っていたムササビで試したところ、確かに効果がありました。それで、『じゃあ、他に何があるんだ』と言ったんです。」と語ります。

Warnellにいた頃、Pynne氏はホリネズミの研究に力を入れていました。

ホリネズミは短気で、地下のトンネルに住んでいます。

そこで彼は、手持ちのUVライトをホリネズミに向けてみました。

「すると、ホリネズミ、ムササビ、オポッサムだけが蛍光を発していることがわかったのです。そして、私の奇妙な小動物たちがこのようなことをするのは当然だと思ったのです。」

UVライトで照らされたホリネズミ。

UVライトで照らされたホリネズミ。©University of Georgia

これは2019年のことです。当時、ブラックライトの下で紫やオレンジ、ピンクに光る生物を特定することは、一部の科学界ではちょっとしたブームになっていました。

ムササビの発見を皮切りに、雪だるま式に、夜行性のトビウサギやカモノハシなど、いくつかの蛍光生物の発見がありました。

生体蛍光は、鳥類、サンショウウオ、クモ、サソリなどの生物でも記録されていると、ワーネル大学のSteven Castleberry教授は言います。

人間が生体蛍光を見るためには、UVライトが必要です。

Published by University of Georgia. J. T. Pynne et al, Ultraviolet Biofluorescence in Pocket Gophers, The American Midland Naturalist (2021). DOI: 10.1674/0003-0031-186.1.150
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